JAF:水害発生時の避難行動
アンダーパス(立体交差道路のひとつ)や、高低差のある電車のガード下の道路といった、いわゆるスリバチ状の箇所に水たまりが発生している場合は、絶対に入らず、引き返しましょう。
また、水たまりは見た目だけでは水深を測ることができなため、いざ進入してしまうと、思いのほか深いことがあります。ただ、運転席にいる限り、クルマの床面以上の水深であっても、ただちには浸水してきません。そのため、危険を察知するころには、クルマが浮いて前後に動かなくなり、エンジンの吸気口が水を吸ってしまったり、排気管が水圧で塞がれてしまい、エンジンが停止し、そのまま立ち往生という結果にもつながりかねません。
万が一、クルマが冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、すぐさまクルマを止め、慌てずにエンジンを停止させましょう…