MOTOR SPORT JAPAN

モータースポーツを通じて、クルマやバイクの魅力を<br />もっと伝えていきます!

モータースポーツジャパンを運営する、NPO法人 日本モータースポーツ推進機構

【JAF】雪で埋まった場合の一酸化炭素中毒の危険性とは?

  • 2020.12.2103:35

車体の隙間などから排ガスが車内に入る危険性があり、一酸化炭素中毒となりやすいです。

一酸化炭素中毒とは何ですか?

一酸化炭素中毒とは何ですか?

エンジンの排気ガスには有毒な一酸化炭素(CO)が含まれています。一酸化炭素は空気より軽く、無色・無臭・無刺激の気体です。そのため発生に気付かないことが多く、危険の察知が非常に難しい有毒ガスです。一酸化炭素は吸い込むと血液中のヘモグロビンと結合します。それにより血液の酸素運搬能力を阻害するため、身体が酸素欠乏状態となります。中毒症状は一酸化炭素の濃度と吸引量によって異なります。軽度であれば、軽い頭痛や疲労感などがみられ、症状が進むにつれて激しい頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などが起きます。重症になると意識障害や痙攣が起き、昏睡状態に陥ります。最終的には心肺機能が停止し、死に至ります