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HONDA;MotoGP 2014 HRCチーム代表現場レポート

  • 2014.7.1611:20

シーズン前半戦を締めくくる第9戦ドイツGPは、またしても天候が予想外の波乱を演出するレースになりました。決勝レース前のにわか雨により、多くのチー ムがウエットタイヤのマシンで準備を進めたものの、レース開始直前には路面が乾いてきました。Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとダニ・ペドロサを含む14名の選手がウォームアップラップ後にピットへ戻ってスリックタイヤのマシンに交換し、ピットレーン スタートになりました。混乱のレース序盤をマルケス、ペドロサ両選手は巧みに乗りきり、6周目にはトップへ躍り出ます。残る24周を、チームメートの2人 は緊張感に満ちた接近戦を続けましたが、最後はマルケスがトップでチェッカーを受け開幕以来の9連勝。ペドロサも7度目の表彰台で、単独ランキング2位に 浮上しました。選手とスタッフ全員のチームワークで予測不能な状況を乗りきった今回のレースと、シーズン前半9戦について、チーム代表のリビオ・スッポが 振り返ります。