MOTOR SPORT JAPAN

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モータースポーツジャパンを運営する、NPO法人 日本モータースポーツ推進機構

 

Legend Racing Drivers Clubとは?

設立趣旨

1963年、第1回日本グランプリが 前年開業の鈴鹿サーキットで開催されてから50年。 この半世紀、オイルショック、 バブル経済、F1ブームの到来など 様々な社会情勢とともに紆余曲折を繰り返しながら、モータースポーツは発展を遂げてまいりました。

その時々に、多くのファン、関係者たちによって 支えられてきたモータースポーツ界において いつもその中心で栄光と誇りに満ち溢れ、命をかけて戦いに挑んできたレーサー/レーシングドライバーたちの存在を決して忘れることはできません。

50年の歴史を経過した今、技術、勇気、闘争心で 日本のモータースポーツの今日を築きあげた彼ら、レーサー/レーシングドライバーを敬い讃え、その栄光と誇りあふれる足跡を後世に残すことが 日本のモータースポーツ界の更なる発展と共に、モータリゼーション全般にも大きく寄与すると考え、ここに歴史の中で輝かしい実績を残した 選ばれし日本のレーサー/レーシングドライバーたちの組織、「Legend Racing Drivers Club (レジェンドレーシングドライバーズクラブ)」を設立いたしました。

設立の目的

長い歴史の中で生まれた、輝かしい栄光と誇りを持つ
レーサー/レーシングドライバーを選定し讃えること。
組織会員同士及び社会との交流の場を作り、
過去のモーターレーシングの歴史を残し後世に伝えること。
歴史と経験を語り継ぎ、モータースポーツの更なる発展と
社会に貢献する活動の母体となること。

発起人挨拶

日置 和夫

NPO法人 日本モータースポーツ推進機構
理事長

皆様におかれましては日頃より我が国のモータースポーツ発展 のためご尽力いただき感謝いたしております。

さて、我が国のモータースポーツも 50 年余を経過し、その実力 は発祥の地である欧州に肩を並べる地位に成長してきております。これもひとえに多くの関係者の皆様方のご努力の賜物と思っております。そこで、この長きにわたる歴史を、自動車文化のひとつとしてさらに社会に認知いただき、語り継がれること が必要な時代に入ってきたとの考えに至り、そのために他のメジャースポーツに倣い、語り継ぐための施策をモータースポーツ界にもと考えた次第です。

まずは「Legend Racing Drivers Club 」を組織し、その 名も示す如く長きにわたるモータースポーツの歴史のなかで優 秀な成績を残し、モータースポーツの発展に貢献いただいた方々の相互の親睦を図り、また社会貢献に積極的に参加いただける環境を作り、後進たちの目標となる日本を代表し栄誉あるク ラブ組織として設立後の活動を推し進めて参りたいと思っております。

皆様方のご理解、ご協力を宜しくお願い致します。

大久保 力

第1回・第2回日本グランプリ自動車レース
ドライバー/自動車ジャーナリスト

この 50年という歴史のなかで、鈴鹿サーキットをはじめ富士ス ピードウェイ他、大小のレースコースが誕生し、モーターレーシングは自動車工業の発展、モータリゼーションの普及に大き な影響と貢献をもたらした。今や、日本もモータースポーツ先 進国並の環境に近づいているのかもしれない。日本国内のレースイベントも、施設内容・運営・マシン開発・ 参加体制・チーム組織などの高度化は 世界水準に勝るとも劣らないレベルに達してきた。しかし、国内レースに寄せるファンの拡充はもとより、まだまだ社会的地位向上への距離が遠い のは誠に残念でならない。

モータースポーツのみならず、芸術、芸能、演劇ほか、多くの熟成した姿を諸外国に見る時、そのジャンルの育成と今日に続く歴史・伝統が実に幅広い年代の人々に支えられていることを 感じる。日本にも本格的なレース施設が開場して半世紀が経ち、 黎明期から今日までモータースポーツに関わってきた人たちの 数は膨大でありながら、その経験・見識、そして情熱が活かされずに看過されてきたのは大きな反省課題である。

モータースポーツは大勢のスタッフの協力で成り立つスポーツ だが、数々の経験と実績を積んだドライバーの代表が率先して社会的環境改善と将来に続く発展への課題に取り組み、後の世代への道筋を確立する責務があるのではないか。

この度の組織化の主旨に賛同し、多くの方々の絶大なご支援とご協力を切望する。

役員構成

会   長 : 大久保 力   役   員: 多賀 弘明      
副 会 長 : 高橋 晴邦     舘 信秀       
  長谷見昌弘     寺田 陽次郎       
  鮒子田 寛