名誉会長メッセージ・委員長ご挨拶

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名誉会長メッセージ

名誉会長 石原慎太郎

モータースポーツにおける国内最大級の祭典である「モータースポーツジャパン2008 フェスティバル イン お台場」が盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。
自動車の素晴しさや楽しさを感じていただくため、国内の自動車メーカー、タイヤメーカーなど多くの企業が一丸となり企画した本フェスティバルも今年で3回目を迎えました。今回は、新たに設立されたNPO法人日本モータースポーツ推進機構を中心に、一層充実したイベント展開を期待しています。
モータースポーツの醍醐味は、レーシングカーのスピード感であると言う人がいます。しかし、レースに勝つためには、走ることだけでなく曲がる・止まるといった要素も必要になります。また、近年のレースでは燃費がその勝敗を左右するケースも少なくありません。レーシングカーは、こうした自動車の基本性能がブラッシュアップされ、それらが車体の中で見事に融合した技術の集大成といえるでしょう。

日本の自動車メーカーは、モータースポーツにチャレンジすることにより、多くの技術を培ってきました。そして、習得した技術をクルマづくりに投入し日々弛まぬ努力によってクルマを飛躍的に進化させてきました。今や日本の自動車産業は日本の基幹産業のひとつとなり、わが国のみならず、世界の経済社会に大きく寄与するまでに発展しています。
しかし、一方で、CO2排出やエネルギー消費などの観点から、自動車の文化を持続的に発展させていく新しいクルマづくり、クルマ社会の新たな方向性も求められています。

本フェスティバルでは、日常生活の中では接する機会が少ないモータースポーツの世界を体感し、自動車の魅力を楽しんでいただくとともに、自然や環境にも配慮した自動車のあり方を考え学び、次代を担う子供たちへのメッセージとして継承されていくことを願っています。

最後に、モータースポーツジャパンフェスティバルの今後益々のご発展と本イベントのご成功を祈念して挨拶といたします。

  • 石原慎太郎
  • モータースポーツジャパン 2008 名誉会長
    東京都知事 石原 慎太郎

委員長ご挨拶

委員長 日置和夫

18世紀半ばに誕生したクルマは、今日まで過酷なモータースポーツへの挑戦から様々なテクノロジーが生まれ一般車にフィードバックされ、自動車開発に貢献してまいりました。 そして21世紀から未来へと、新たな環境への取り組みを課題として最新技術の研究・開発が進められています。

そこで私達は、自動車メーカー各社、JAF日本自動車連盟、及び国内自動車レース間係団体等が企画運営を行なう国内最大級のモータースポーツイベントとして、2006年に「モータースポーツジャパン」を初開催いたしました。
2007年開催では、来場者が2日間で延べ13万人を超えた本イベントは、名誉会長に石原慎太郎東京都知事(第2回開催時より)、スーパーバイザーに近藤真彦氏を迎え、臨海副都心まちづくり協議会(共催)、JAF日本自動車連盟、JAMA日本自動車工業会、東京都港湾局(以上後援)、交通安全に因んだ警視庁の協力参加など、公共性を高めた新たな自動車文化イベントとして行なわれました。
今年は、更に社団法人日本自動車販売協会連合会が後援に加わり、日本の自動車関連企業団体が一丸となり、より成長したイベントとして開催いたします。

クルマによるスポーツの感動・運転の楽しさ、魅力ある自動車文化を感じて頂く事をコンセプトとして、アクセスしやすい都心で開催することで、多くのファミリー、女性、お子様方にクルマの楽しさや感動を与えることが出来、クルマ離れが懸念される昨今、新たなクルマファンの創出に寄与し、新たに夢を持ったクルマ社会に向けて貢献するイベントとして高い評価をいただきました。

私達は、このイベントを継続的に開催し発展させることこそ、今や世界をリードする日本の基幹産業でもある自動車産業に重要であり、日本の自動車文化およびモータースポーツ文化を一層成長させるものと考え、第3回となる「モータースポーツジャパン 2008 フェスティバル イン お台場」を開催いたします。

  • 日置和夫
  • モータースポーツ ジャパン実行委員会
    実行委員長 日置和夫